2025年10月10日-11日、沖縄県糸満市にて開催された第38回日本サイコネフロロジー学会に、平井啓先生と修士1年の下豊留愛が参加しました。「がんサバイバーの健康行動や健康についての信念によるセグメンテーション分類」という演題でポスター発表を行いました。なお、共同研究者に、関西福祉科学大学健康福祉学部健康科学科に所属されている山村麻予先生と、国立がん研究センター東病院に所属されている小川朝生先生がいらっしゃります。

サイコオンコロジー(Psycho-Oncology)は、「心」の研究をおこなう精神医学・心理学(サイコロジー=Psychology)「がん」の研究をする腫瘍学(オンコロジー=Oncology)を組み合わせた造語で、「精神腫瘍学」と訳され、1980年代に確立した新しい学問です。
サイコオンコロジーの臨床・実践活動に取り組む専門家をサイコオンコロジストといいます。
一般社団法人 日本サイコオンコロジー学会
本演題では、がんサバイバーの方の健康行動に着目し、クラスター化しました。そこでは、疾患の原因をおく統制の次元と、かかりつけ医の有無が関係する可能性が示唆されました。
会場では、学生の方から製薬会社の方、医療現場で臨床に携わっている方などから様々なお話を伺うことができ、次のステップへ進むための重要な視点を得られました。

また、講演やシンポジウムを通じて、闘病中の方の心理や薬剤に関する知見など、幅広くサイコオンコロジーに関する知識を得ることができました。今回の発表を通じて新たな課題も見つかり、いただいたご助言を踏まえてさらに精査を進めていく予定です。
今後は、今回作成したクラスターを用いて、臨床現場にどう活かすのかまで検討していきたいと思っています。
